火傷がよくわかる

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火傷とは

火傷は熱によりおこるいろいろな外傷の状態をいいます。直接傷害を受けるのは皮膚ですが、その部位、範囲、程度によっては生命にかかわる全身的な影響を受けることがあり、注意が必要です。 

 

また、深い火傷の後に残る廠痕やケロイドは、精神的な苦痛や日常生活での不自由をもたらすことかあります。

 

・火傷の発生状況 

一年間におよそ三人に一人が火傷を経験しているといわれます。医療機関を受診するのはそのうち約10%です。

 

受診した人のうち、入院が必要になる中等度以上の火傷を負った人は100人に一人です。年齢的には乳幼児、学童が圧倒的に多いのですが、これは家人の予防的配慮がいかに重要かを物語っています。 

 

火傷の発生は、季節的には冬にもっとも多くみられ、そのつぎが夏です。 最近は、労務災害、火災、自然災害によってもたらされた重症や集団のやけどに対応するため、各地に熱傷センターなどの専門の医療施設が整備されつつあります。

火傷の原因

もっとも多いのはやかんやポットの湯、茶碗の湯などの過熱性液体によるもの、そのつぎに多いのがアイロン、鏑、ストーブなどの過熱性固体によるものと、火災によるものです。

 

生活様式が多様化し、単車のマフラー、ファンヒーターの吹き出し口に触れて火傷する例もみられます。 

 

子どもに特有で、重症火傷の原因でもある浴槽転落は、スイッチの取りつけ場所の改善や浴槽のフタの強化などによって最近は減少しています。

火傷の症状

火傷の重症度は、その深さ、面積、部位で決まります。重症度に応じて応急処置と受診すべき医療施設を選ぶことがたいせつです。

 

深 さ

一般に1.2.3度の三つに分類されます。一般に火傷直後は深さの判定はむずかしいものです。 1度は表皮のみの火傷です。症状は皮膚の紅斑と浮腫(むくみ)だけで、水泡(水ぶくれ)はできません。

 

痛みも軽く、痘痕はふつう残りませんが、まれに色素沈着をおこします。 2度は真皮にまでおよぶ火傷で、水泡、発赤、びらん(ただれ)ができます。

 

この2度熱傷は、さらに浅層熱傷と深層熱傷に分かれます。3度火傷は、皮膚の全層ならびに皮下組織にまでおよぶものです。

 

火傷部位は白っぽいか灰色で、乾燥しています。痛みは軽く、痛みのないこともあります。瘢痕が必ず残り、表皮の新生には長期間かかります。火傷の範囲が一定以上の場合は植皮が必要です。

火傷の治療

まず火傷部位を冷やすことがたいせつです。衣服の上から火傷した場合は無理に脱がせず、まず流水で冷やします。冷やすことで痛みがやわらぎ、やけどが深く進行するのが抑えられます。 1度の火傷で小範囲の紅斑だけの場合は、冷やすだけで治ります。水抱ができた場合は、できるだけ破ったり取り除かないようにします。いったん水庖ができた皮膚はもとどおりにはなりませんが、きれいな水抱腹は数日間もとの皮膚のかわりにはたらき、水分の保持、痛みの軽減、感染予防などに役立つのです。 2度以上の火傷の治療の基本は抗生物質外用剤の塗布です。ただし、深さ、部位、汚染度などによって使う外用剤の種類、質がちがいますから、皮膚科などを受診するほうが安心です。 3度のやけどの場合、とくに広範囲熱傷や重症熱傷の場合は、総合病院に緊急入院して、全身に悪影響を与えるショョクに対する輸液療法を主とした救命治療がすぐに開始されます。

火傷の予後

重症火傷の場合は、循環不全、感染による敗血症(重度の全身感染状態)、肺炎などで死亡することがあります。高齢者や大きな病気をもつ人ほど危険です。 

 

深い2度熱傷以上のやけどの場合、必ず瘢痕やケロイドが残ります。植皮などの適切な治療を行なわないと拘縮(傷跡が縮み固まる)による機能障害が生じることがあります。

 

重症火傷を負った場合、死亡は免れても、長期間の治療・療養が必要となり、瘢痕や機能障害で生涯悩まされることがあります。

 

したがって、不注意や器物の欠陥によって取り返しのつかない火傷を負うことのないよう、日ごろから予防(事故防止)を心がけ、とくに高齢者や子どものいる家庭では十分任意しましょう。