股関節脱臼の症状や治療

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先天性股関節脱臼とは

先天性股関節脱臼とは赤ちゃんの股関節(股の関節)が、外傷もないのに、はずれている脱臼している)病気です。 

 

先天性股関節脱臼は、30年前までは、赤ちゃんの1%にみられる、かなり頻度の高い病気でした。しかし現在は、育児法の改善予防運動)にともなって、0.3%にまで減ってきています。

 

 男の子1に対して女の子6の割合で女の子に圧倒的に多いのが先天性股関節脱臼の特徴となっています。 先天性股関節脱臼は、妊娠中に子宮の中で膝を伸ばした姿勢でいた、いわゆる逆子の赤ちゃんに多くみられます。 

 

生まれつき(先天的に)関節がゆるくて、不安定な股関節をもっている赤ちやんで、出産直後からの不適当な育児環境が加わることによって、股関節脱臼がおこることが証明されています。

 

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股関節脱臼の症状

生まれて一週間以内の赤ちゃん(新生児)に股関節脱臼があると、股を大きく外に開いたときに、コクッという音がします(クリックサイン)。 

 

また、生後一か月以後の赤ちゃんでは、股関節の開き方が悪い、脚の長さがちがう、太ももの内側のしわが左右対称でない、脚の動きがふつうとちがうなどの症状がある場合、股関節脱臼を疑います。 

 

赤ちゃんが歩き始めると、脚を引きずって歩いたり、お尻を突きだして歩いたりします。 X線写真では、股関節の状態によって、@完全脱臼、A亜脱臼(はずれかかった状態)、B口蓋形成不全(脱臼ではないが、関節の発育が悪いもの)に分けることができます。 最近は、超音波検査も行なわれています。

先天性股関節脱臼の治療

臼蓋形成不全の場合には、股関節をなるべく開いておくだけで、ほとんどが自然に治ってしまいます。 

 

亜脱臼や完全脱臼の場合は、リーメンビューゲルという、肩から脚をつるバンドを装着し治療していきます。 

 

生後3〜6か月の間に、リーメンビューゲルを正しく使用すれば、亜脱臼は、ぱとんどが治ります。また、完全股関節脱臼でも、その85%が、装着後一週間以内に整復されます。 

 

最近では股関節脱臼予防オムツカバーなどの商品も市販されていますので、利用するのもよいでしょう。

 

股関節脱臼が整復されれば、股関節の開きがよくなります。 リーメンビューゲルの着用期間は、ほぼ四か月です。 

 

リーメンビューゲルで整復されない股関節脱臼の場合には、入院して、脚を四週間牽引した後に、全身麻酔をかけて整復し、ギプスや装具などを用いて治療します。 こうした治療で、どうしても先天性股関節脱臼が整復できないときは、手術を行なうことになります。 

 

整復された股関節は、それ以後10歳ぐらいまでに、しだいに発育して、正常に近くなっていきますが、その間は、経過を注意深く観察する必要があります。 

先天先天性股関節脱臼の予防

性股関節脱臼は、先天性といっても、日ごろのお母さんの注意があれば、かなり予防することができます。 

 

赤ちゃんの股関節と膝を伸ばしてしまうような服やおむつのつけ方は避けることがたいせつです。 生まれたばかりの赤ちゃんは、カエルの脚のように股を広げて、脚を曲げていますが、その格好をじゃましないようにし、また、自由に脚を動かせるようにしてあげてください。

 

 赤ちゃんの横抱きはやめて、コアラのように、お母さんのおなかの前にだっこすることも、股関節脱臼を予防するためによいことです。 

 

おんぶするときも、股が広がるような状態でしてあげます。膝の内部に原因があって痛みがおこる場合を総称して、膝内障といいますが、子どもにもっとも多くみられる原因は、半月板損傷です。 

 

半月板は、膝の関節にあってクッションの役目をする三日月型の軟骨ですが、ときに、これが満月のような円板状(円板状半月板)のことがあります。 

 

円板状半月板は、膝の屈伸時に負担が強くかかり、しわがよって傷つくことがあり、そのときに膝に痛みがおこるのです。膝の痛みとともに、膝の屈伸がしづらくなります。屈伸時に膝に音がして、痛みもともないます。

 

半月板の傷が軽ければ、サポーターや装具をつけ、自然に傷が治るのを待ちます。重症のときは、膝を1センチほど切開して、関節の中に内視鏡(関節鏡)を入れ、傷ついた部分を切り取ります(内視鏡手術)。

 

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