慢性腎炎症候群とは?

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慢性腎炎症候群とは

慢性腎炎症候群は、たんぱく尿や血尿が持続的にあり、病気の進行とともにむくみや高血圧(腎性高血圧)など、腎臓のはたらきの低下がみられる病気です。 

 

 

 

最近まで、慢性腎炎というと、はっきりした原因になる病気がなく、たんぱく尿、血尿、あるいはその両方が長期に(少なくとも一年以上)続く病気をさしていました。

 

 

 

その多くは、腎臓のはたらきは正常で、病気が進行するふうでもなく、潜在型と呼ばれてきましたが、最近行なわれた病気の定義の変更によって、これは無症候性たんぱく尿・血尿症候群としてあつかわれることになりました。 

 

 

 

慢性腎炎症候群は、あくまでも経過とともに腎臓のはたらきが悪くなる病気をいいます。その意味で、これまでの慢性腎炎の潜在型、つまり、無症候性たんぱく尿・血尿症候群は、慢性腎炎症候群から除かれることになりますが、この病気でも、15〜20年後になって徐々に血圧の上昇や腎機能の低下が現われ、慢性腎炎症候群になっていくケースもあるのです。

慢性腎炎症候群の原因

慢性腎炎症候群といっても、その原因である糸球体の病気は、もとになる別の病気がなくて腎臓が障害される原発性の糸球体疾患と、ある病気が原因で慢性的に腎臓が障害を受ける続発性の糸球体疾患に大きく分けることができます。

 

 

 

原発性糸球体疾患による慢性腎炎症候群は、慢性腎炎症候群の圧倒的多数を占めます。ここで気をつけなくてはならないことは、原発性糸球体疾患は、慢性腎炎症候群だけでなく、急性腎炎症候群、急速進行性腎炎症候群、無症候性たんぱく尿・血尿症候群、ネフローゼ症候群など、すべての腎炎症候群の原因になりうるということです。 

 

 

 

全身の病気にともなう続発性の慢性腎炎症候群でよくみられるのは、糖尿病性腎症、全身性エリテマトーデスにともなうループス腎炎です。 

 

 

 

遺伝する特殊な腎炎であるアルポート症候群は、生まれつき聴力障害と慢性腎炎症候群がみられる病気ですが、最近、からだを支える組織の主成分であるW型コラーゲン(たんぱく質の一種)をつくる遺伝子に異常があるためにおこることがわかりました。

慢性腎炎症候群の診断、検査

慢性腎炎症候群の病気の経過には、二種類あり、一つは、急性腎炎症候群または急速進行性腎炎症候群が完全に洽らずに慢性になってこの症候群になったものです。 

 

 

 

もう一つは、健康診断などで偶然に尿の異常が発見されたものです。たいていは、そのとき腎臓の機能の低下も見つかります。 

 

 

 

しかし、尿の異常が発見されても、腎臓の機能は正常で、高血圧もなく、臨床的に無症候性たんぱく尿・血尿症候群と診断されたものが、15〜20年後に腎機能が低下してきて、慢性腎炎症候群と診断される場合があります。 

 

 

 

たんぱく尿や血尿が持続してあり、腎臓の機能の低下を示す検査結果(糸球体濾過率の減少、血液中のクレアチニンと尿素窒素の濃度の上昇)があれば、慢性腎炎症候群と診断できます。

慢性腎炎症候群の治療

現在、慢性腎炎症候群を完全に治す方法はありません。できることは、日常の生活において、必要に応じて安静にし、食事療法や薬物療法を加えて、腎臓の機能が低下しないようできるだけの手をうつことです。 

 

 

 

日常生活の指導は、五段階に区分されます。たんぱく尿の程度、高血圧の有無、腎機能障害の程度によって生活指導はちがってきます。 

 

 

 

腎臓の機能が正常なら、日常生活について支障はありませんが、腎機能の障害の程度が強くなるにしたがって、生活上の制限が必要になります。 慢性腎炎症候群の食事療法の基本は、たんぱく質と塩分の制限です。カロリーは十分にとる必要があります。

 

 

 

腎機能が正常な場合は、原則としてたんぱく質をとるのを制限する必要はありません。塩分は一日七グラム程度に制限します。 

 

 

 

慢性腎炎症候群の経過を観察するため、最低でも月に一回の通院が必要です。血圧測定、尿・血液検査が基本ですが、必要に応じて腎臓の機能を評価するため、二四時間の尿をためることがあります。

 

 

 

とにかく慢性腎炎症候群は、自覚症状がなくても、定期的に外来で腎臓の専門医の診察を受け、そこで適切な指示を受けて実行することが大事です。