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ただし、続けれる方のみ。当然ですが続けられなければ意味がありませんのであしからず（管理人）
慢性呼吸不全とは
慢性呼吸不全とは、血液中の酸素と炭酸ガス言酸化炭素）が異常な値を示し、そのため、生体が正常な機能を営むことができない状態をいいます。
血液中の酸素と炭酸ガスは動脈血で判定しますが、酸素分圧が60ミリメートルHG以下、炭酸ガス分圧が45ミリメートルHg以上の場合を、呼吸不全といいます。 慢性呼吸不全とは、呼吸不全が一か月以上続くものと規定されています。
また、慢性呼吸不全は酸素分圧だけが低下する１型呼吸不全と、酸素分圧が低下し、炭酸ガス分圧が上昇する2型呼吸不全に分類されます。
Ｉ型呼吸不全の代表的疾患には開質性肺炎、肺線維症が、2型呼吸不全の代表的疾患には肺気腫や肺結核後遺症があげられます。
慢性呼吸不全〜酸素吸入量はどれくらいが適当か？
1型呼吸不全では、炭酸ガス蓄積がありませんので、十分量の酸素を吸入させることができます。一般的には、吸入酸素量は2~4リットル／分か適当です。
2型呼吸不全では、不用意に高流量の酸素を吸入しますと、血液中の炭酸ガスが上昇し、頭痛や意識障害をおこすことがありますので、低流量の酸素吸入をする必要があります。 一般的には、0.5〜1.5りツトル／分か適当です。
慢性呼吸不全の患者さんが在宅酸素療法の恩恵を十分受けるためには、主治医の適正な酸素処方とともに、患者さんが酸素吸大流量を勝手に増やしたり減らしたりせず、医師の処方を守ることがたいせつです。
慢性呼吸不全〜歩行時の酸素吸入流量の決め方
慢性呼吸不全の人では、歩行時にPaO2が大幅に低下することが多く、間質性肺炎、肺繊維症や肺気腫の場合は特にその傾向があります。歩行時の吸入量の大まかな目安は安静時2倍から3倍程度です。